明日仕事に行きたくない人ってどれぐらいいるのかな。
アンケートをとってみたい。
A.「ぜひ仕事に行きたい」B.「どちらかといえば行きたくない」C.「とにかく行きたくない」
モンガラくんはCを選ぶ。
もっとも、選んだところで明日もいつも通り出勤しなくちゃならない事実は変わらないんだけど。

定年退職した人の話で、「仕事がなくて手持ち無沙汰になってしまった」という話を聞く。
退屈な日々に耐えられなくて、再び簡単な仕事を始めるなんていう人もいる。
社会人なりたてのモンガラくんと何十年も働いてきた人とでは、事情も違うんだろう。
"やることがない" 状態も、いざそうなると意外と苦しいものらしい。
でも、「仕事」が苦痛じゃないなんて羨ましい。
退屈な日々や刺激のない毎日でも喜んで受け入れるから、明日から働かなくても良いですか。
「働きたくない人この指とまれ」
そう唱えてみて集まってきた人たちと、愚痴を言い合いたい。
いろんな人がいるだろう。
ハラスメントに悩んでいる人、有り余るタスクにパンクしそうな人。
やりたい仕事に就けていない人、出世した友達が羨ましくて仕方ない人。
逆に、「喜んで働いているよ!」という人にも話を聞いてみたい。
なんでそんなに元気に働けるんですか。
やりがいがあるから?仕事上の肩書に誇りを持っているから?
家族のために、「働きたくない」などと言っていられないから?
朝目が覚めたら、大雪が降っていたらいいのにな。
「雪が降ったから今日は休みです」そうならないかな。
そんなこと願ってみても、現実には「会社は学校じゃないんだよ!」と怒鳴られるだけだろう。
そう簡単に会社は休みにならない。
インフルエンザが社内で流行ったからといって、「1週間会社を閉鎖します」ともならないし。
明日から仕事に行かなくて良い方法は見つからないけど、
少しでもその足取りを軽くするためにできることはあるかな。
宝くじでも買って、大金を当てて華麗に退職することを夢見るか。
Youtuberでも目指して、「好きなことで生きていこう」なんて主張したらいいのか。
ガス抜きができる趣味を探して、仕事は仕事と割り切ってやっていくのか。
それらしい正解を探すほど、わからなくなる。
心の奥のモヤモヤを早急に解決しようとすればするほど、その霧が濃くなっていく。
良い打開策が見つからないから、誰もいないところで大声で叫んでみる。
「働きたくない!」
叫んでみると、案外気持ち良い。
言いたいこと言ってやった爽快感と、勤労の義務に背いた背徳感と。
すっきりするから、最初のアンケートで「C」と答えた人を集めて、今度はみんなで叫んでみよう。
きっと、スカッとするだろう。
そういうわけで、「働きたくない人、この指とまれ」。